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zoom RSS 若旦那と妖たち

<<   作成日時 : 2008/12/17 22:36   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 3

前にも書いたかもしれませんが、ミーハーな割に妙なところ
で意地っ張りな私は、流行っていると聞くと返ってソッポを
向いてしまうところがあるのです。が、つい最近第2弾の
ドラマにもなってとうとう(?)読んでしまいました。作者
は畠中 恵、『しゃばけ』です。

数えで十七歳になる主人公の名は一太郎という若旦那。
ひよわな若旦那はふた親から大事に大事に育てられ、祖父
からも護りをまかされた仁吉と佐助(正体は白沢と犬神と
いう妖)にかしづかれて暮らしていますが、なかなかどう
して芯はしっかりしています。うっかり目撃してしまった
殺人と、そこから連鎖してしまった多くの人殺しに自分自身
の存在自体がからんでいると気づき、心根が弱かったら逃げ
出すところを知恵と勇気で体力を補って、なんとか解決に
導いてゆくのですから。

回船問屋と薬種屋の両方をいとなむ長崎屋の一人息子として
生まれた若旦那をはじめ、お店に出入りする岡っ引きの
親分や、菓子屋の跡取りなのに餡がうまく作れない幼なじみ
の栄吉、手代の仁吉と佐助はもちろんのこと、父親の籐兵衛
には見えない鳴家などの妖したちなどなど、個性的な面々が
話を彩って、ぐいぐいと一気に読み進んでしまいました。

また、百年以上も大事に使って来た道具が付喪神になって、
人と話したり一緒に暮らしたりしている世界観もあったの
だなあ……と懐かしいような切ないような、そして翻って
今を観ると、と少し寂しい気分を味わうと同時に、今さら
ながら、ああ、意地を張らないでもっと前に読んでいれば
良かった!!と思う作品でした。



しゃばけ (新潮文庫)
新潮社
畠中 恵

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読みやすくおもしろい ...
江戸+妖怪+捕り物江 ...
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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
私も読んで見たいのですがひねくれ者なので読んでません(笑)
ドラマは1のほうが妖が多く出ていて好きでした。
大きな魚を持った山田花子がお気に入り♪
あのドラマを見る度に思うのは早乙女太一くん綺麗だなぁと言うことです。
花曜
2008/12/18 15:58
こんにちは。初めまして!
…じゃなかったらすみません^^;
(あし@でわからなくなってます。笑)

私も、流行中の本は気になりつつも
なかなか手を出さない方です。天邪鬼。笑

時代物とか妖怪とかが結構好きなので、
これもいつか読みたいです。面白そう!
ブックオフに出回る頃にきっと…!
liquidfish
2008/12/18 22:22
>花曜さん

あ〜カワウソですね♪
私は妖たちが大勢集まって
報告会のようなことをして
いたときに、急に一太郎の
おとっつぁんに入って
来られて慌てているシーンが
お気に入りでした。
ドラマとはまたひと味違って、
原作も楽しみましたよ〜!

>liquidfishさん

いえいえ、こちらこそあし@
でお邪魔しております(^^;;)。
天邪鬼も妖怪好きも大歓迎
です〜。

ウチの近くのブックオフには、
第2巻めの「ぬしさまへ」から
を見かけました。時代物は、
今の現実からまったくかけ離れて
いるからこそ、その世界に遊べて
面白いですよね。
私もとても好きなのです!
小むらさき
2008/12/21 22:14

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