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<<   作成日時 : 2009/02/09 20:47   >>

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積ん読になっていたものなのですが、ふと思い立って読んで
みました。『はじめての茶の湯』、監修は北見宗幸です。

……正直言って、なんでこんなもの買ったんだろう、あの時
のワタシってばどうかしてた、と思って今の今まで放って
置いたのですが、読みおえてからは、少し見方が変わった
気がしました。
何も知らないまま、やれなんでふすまを開け閉めするのに
一気に開けちゃダメなの、畳をいちいち四歩で歩くために
計るのなんてできるわけない、とか、茶碗を何回クルクル
まわすことに何の合理的な理由があるのか、などなど決まり
ごとの不自由さばかりに目がいっていたのです。

確かに、本の最初の数十ページは、「棗」やら「仕覆」やら
「風炉」やら「迎付」といった用語に戸惑いました。しかも、
読めそうで読めない漢字であって、おそらく私の乏しい知識
の枠内には無い意味を持っているのであろう単語に、不快と
不安と焦燥感のないまぜとなった感覚を持て余して、まるで
イソップ童話の、あのブドウは酸っぱいのさ、とうそぶいた
キツネのようだったのです。

どのくらいの角度まで頭を下げてお辞儀をするのか、または
どっちの手を先に出して何の道具を持つのか決められている
のをなぞるなんて、まるで演技でもしているみたいで馬鹿
馬鹿しい……と思っていたのですが、読み進めるうちに若干
変わってきました。
自分でも不思議だと思ったのですが、こういう所作ができる、
という事実、それ自体がなんとなくカッコいいのでは……?
と思えて来てしまったのです。決められた動作しかやらない
ならロボットみたい、と思ったその裏で、じゃあ、その
型通りのことができないということは本当にイイことなの
かどうか? あるいは、型通りのことすらできない、という
ことなのじゃ……?と思えて来たのです。

茶道というのはあまりにも深すぎて、今ホンのその入り口を
チラッと横目で見ただけの私には、分からなさすぎます。が、
自分が分からないことがなんなのかを、少しでも分からせて
くれたという点で、この本をあのとき買っておいて良かった
と思いました。





はじめての茶の湯―茶道の基本がよくわかる (和のお稽古BOOK)
成美堂出版
北見 宗幸

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
茶道は禅宗と深いつながりがあるのだそうですね。
にぽぽは最近禅宗についてお勉強中です。
宗教というと胡散臭い、危ないと思いがちで、にぽぽも毛嫌いしていたのですが、お散歩してお寺や神社に寄るようなり、これなーに?を知りたくなったのです。

知らないことを知らないというのは恥ずかしいことですね(^^;
せめて入口をチラッとでも見ようとする姿勢はステキだと思うのです♪

応援( v^-゜)σ★
にぽぽ
2009/02/10 21:46
そうだったんですか、禅宗と
茶道に関係があったとは、また
しても勉強になりました。にぽぽ
さんのお散歩の、神社仏閣の記事
に深みがでるのが、今からもう
楽しみになってきました♪

確かに、知らないことをそうと
認めるのは、トシを重ねると
なおさらに難しくなってきて
しまいますよね……ただ、
知ったかぶりがバレることの
ほうが余程恥ずかしいと
思われます。
ともあれ、自分が何を知らな
かったのか、に気づけたのは
収穫でした。

応援ありがとうです!!

小むらさき
2009/02/11 21:26

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