姐さんの本棚

アクセスカウンタ

zoom RSS 世の中の一端

<<   作成日時 : 2009/05/08 21:46   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 8

図書館にて借りてきまして、GWを利用して一気読みして
しまいました。作者は大沢在昌、タイトルは『魔女の盟約』
です。

以前『魔女の笑窪』で紹介した、水原のその後を描いている
作品で、物語の舞台は韓国の釜山となっていました。前作で
地獄島を壊滅に追いやった水原は、その作戦の取引により、
あるやくざの手引きで韓国で生活していました。
とても瀟洒なマンション住まいではあるものの、簡単に言え
ば軟禁状態で日々を送っていたのです。

ある日、ウォーキングの帰りにとある女に声をかけられ、
中国上海のワルと韓国ヤクザの間でもめ事が起こり、大変な
目に遭う、と予告されました。白理(バイリ)と名乗るその
女の正体とは? 迫り来る殺し屋からどう逃れ、日本に
帰って来た水原はどう闘っていくのか?!

とにかく、手に汗握る物語でした。うっかりただ字面を追って
いるだけだと、どのヤクザがどこのファミリーで、誰の味方
だったはずなのがどう寝返ったのか分からなくなってしまい
そうでした(いえ、それはひとえに私の注意力不足ですが)。
水原が本当に信を置ける運転手の木崎、元警官で現○○
(何なのかは内緒です……読んでびっくり。いつ登場したのか、
あとで読み返して納得しました)の星川とのシーンだけが、
つかの間の安らぎでした。木崎の忠誠に彼女の鼻の奥がつうん
としたところでは、思わずこちらも目頭が熱くなってしまい
ました。

普段接することもない社会の一面を(そのことを惜しむべき
なのかどうなのか、迷う気もしないでもないですが、……
いや、普通の人は関わらない方が幸いというものでしょう
けれど)かいま見ることが出来、はらはらドキドキのひと
時を過ごせました。





魔女の盟約
文藝春秋
大沢 在昌

ユーザレビュー:
前作「魔女の笑窪」の ...
2作の読了感は爽快魔 ...
前作とは全然違った。 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ



↓わが身の安全に感謝♪
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
うちの店のアダルト担当のN君、どうも“美少女”“可愛い”“妹”などで検索して発注をしているようです。
(そんな本ばかり入荷します…)

もし小むらさきさんが書店員で文芸担当だったら、ひっそりと“魔女”コーナーが展開していそうですね(笑)
熱いコメント付きで。

ちなみに私が数年前からひっそりとやっているのは“三国志”です(^^)
花曜
2009/05/08 23:55
私は去年、この本読みました。大沢在昌さんの“魔女シリーズ”はおもしろい。“天使シリーズ”も読んだけれど、天使が刑事で表とすると、魔女はみごとに裏家業。でもどちらも、ハードボイルドなのに、女心が巧みに描かれていて、気分爽快になる小説ですね。元気がでる本、だいすきです。小むらさきさんもそうでしょう?
アーミー
2009/05/09 12:54
小むらさきさんのお薦めコンテンツ“魔女”ですね(^^
にぽぽも、徐々に魔女に惹かれつつあります。
といってもトカゲの尻尾、トンボの目玉を煮込んで媚薬をつくるがごとく、カレーを煮込んでるのが精一杯ってところですが(笑)
応援( v^-゜)σ★
にぽぽ
2009/05/09 13:06
こんにちは♪

とっても面白そう!!!
私も書評を読みながら手に汗握ってしまいました。

私もはらはらドキドキしてみたい!!!
やくざとかファミリーとか、すっごく好きなんです。(観るのがです。。。接点はないですよ)

チェックしてみますね(^−^)
ジーナフウガ
2009/05/11 22:07
>花曜さん

図星でごさいます(笑)。もし、
私に書店のコーナーを担当させて
もらえるような機会があったと
したら、きっと魔女コーナーが
際限なく発展していきそうな
予感が……! このブログ内も
着々と(?!)増殖中です
(^o^;;)b。 

花曜さんは、三国志ですか。
やっぱりひとそれぞれ好みが
あるもんですね〜!!

小むらさき
2009/05/11 22:09
> アーミーさん

”天使”シリーズがあったとは、
しりませんでした。
大沢在昌さんのハードボイルド
はスピード感あり、人物が
骨太な感じで読み応えがあり
ますよね。

アーミーさんに指摘して
いただいて、はっと気づき
ました……自分は、元気が
でて、顔を上げて溌剌として
胸を張って歩き出したくなる
ような話がお気に入りになり
やすいと。教えてもらって
改めて分かったような気が
します。自分自身が整理でき
ました!


小むらさき
2009/05/11 22:10

>にぽぽさん

にぽぽさんのカレーでしたら
ぜひいただいてみたいです〜
きっと妖しげな大釜で煮込ん
だあれやこれやより、ずっと
効力がありそう(笑)!!

トカゲやマンドラゴラの闇の
イメージの魔女も、黒猫や
ハーブなど民間療法の担い手
といった印象の魔女も、その
両面において魅かれるものが
あるんですよね〜♡
にぽぽさんをだんだんと
取り込めてきちゃってるかも
(*^o^*)/?!

応援ありがとうです!!

小むらさき
2009/05/11 22:11
>ジーナフウガさん

ぜひぜひ読んでみてください。
ちょっとハードかもしれま
せんが、水原のタフさ、頭の
回転の速さ、人間としての
まっとうさにじ〜んときて
しまうかと思われます。

ちょっと軽めなタッチの
としては、アルバイト探偵
(アイ)(の初期の作品)
のシリーズがおすすめ
です♪
小むらさき
2009/05/11 22:16

コメントする help

ニックネーム
本 文
世の中の一端 姐さんの本棚/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる