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zoom RSS 切手収集を少々

<<   作成日時 : 2009/09/21 20:56   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

このシリーズがお気に入りで、前2作もいつか読み返したい
と思っているのですが、とりあえず今日は最新作『殺しの
パレード』、著者はローレンス・ブロックです。

主人公はニューヨークに在住の殺し屋、ジョン・ケラー。
仲介人のドットという女性と組んで(少なくとも、彼女の父
の代からのつきあいです)、依頼された仕事を行っていく、
とこう書いてしまうとストーリーもひどく単純に見えてしま
うかもしれませんが、その仕事を遂行するまでの筋が面白い
のです。毎回、どうやってこの難局を切り抜けるのか、
ケラーはどんな手段をとるのか?と、それが知りたくてつい
つい引き込まれてしまいます。

ゆるやかにまとまった中短編によって一冊になっているので
すが、依頼人やターゲットとの関わりによって生じるケラー
の心理の揺れや変化も興味深いところです。彼の趣味として
復活した切手収集のお金を得るために、引退資金を増やそう
と仕事に励んだり、その切手を、自分にもしものことが
あったときにどう処理するかをドットに頼んだりといった、
彼の人間味をかいま見せてくれるところに共感を覚えたりも
します。

また、あの9・11の悲劇の後、倒壊したビルの救助活動に
励む人たちのために、ケラーは(殺し屋でありながら)彼ら
の食事を配るボランティアをしたり、標的の住むところまで
飛行機で飛んでいくのに気後れしたり、と現代の社会も反映
されていたりします。小説の中とはいえ、あの事件の爪痕の
残るさまが何とも生々しくせまってきました。

ケラーとドットのコンビというのも、ちょっと危険をはらん
だ関係ではあるものの、二人のためにドットは株で儲けて
いたりしています。それが仕事の相棒としての強い絆と信頼
の象徴のように私には思えてなりません。



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