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zoom RSS 修道女兼弁護士

<<   作成日時 : 2009/10/21 22:28   >>

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古代に、しかも修道女で、かつ弁護士の資格を持つ女性……
意外性満載なヒロインのミステリです。著者はピーター・
トレメイン、タイトルは『修道女フィデルマの叡智』です。

舞台は7世紀のアイルランド、といいますから、日本でいう
と飛鳥時代でしょうか??うろ覚えでなのでヒヤヒヤして
いますが、とにかく、そのような時代に法廷弁護士にして
裁判官という概念の職業があったことにまず驚きました。
アイルランドの最高学府で(しかも男女共学)学び、その
法律家の資格を持つ者(ドーリィーと呼ばれました)の
中でも上位のアンルーである”キルデアのフィデルマ”が
冷静かつ緻密な論理で謎をひもといていく短編集です。

修道女が主人公、ということでキリスト教の背景やら歴史
やらを知識としてだけでも持っていれば、もっと、ああ、
あれのことか、と納得しながら読んで楽しめたでしょうけれ
ど、そうでないのが残念です。でも、巻末の用語集をめくり
ながらでも(笑)、十分面白く、ヨーロッパの文化の基礎の
基礎を、ほんのちょっと、かじってみた気分になれました。

一番印象に残っているのは、「ホロフェルネスの幕舎」と
いう短編で、フィデルマは友の危急を救わんと馬を飛ばして
やってくるのですが、結果は……いえ、これから読む人の
ために伏せさせていただきますが、あんな裏切りに逢ったの
に落ちついていられたのは聖職者なればこそでしょうか。
ワタシにはムリ、と半分感心、半分歯がゆいような感じで
した。『薬師寺涼子の怪奇事件簿』のお涼さまでは絶対あり
えない、と、ついニヤリとしてしまいました(笑)。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あし@から寄らせていただきました。
「修道女フィデルマの叡智」
面白そうですね。
早速アマゾンにチェックを入れました。
あと数冊まとめてからになりますが、楽しみです。
創元推理社の本はターザンやソロモン王など、夢と冒険物を読んでいます。
こっこ
2009/10/22 22:22
こっこさん、ようこそ!
コメントありがとうございます。
創元推理からの本はワタシの
趣味に合うものが多くて、つい
あれもこれもと欲しくなって
しまいますね。冒険物も楽しみ
です!おすすめがあったら是非
教えてください。
小むらさき
2009/10/26 21:46

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