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zoom RSS 若旦那と妖たち(4)

<<   作成日時 : 2009/11/19 21:24   >>

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ちょっと紹介する順番を間違えてしまったようですが、今回
はしゃばけシリーズ第5弾、初の長編『うそうそ』、作者は
畠中恵です。

あの華奢に出来上がっている若旦那が、箱根までとはいえ
湯治の旅に出かけられることとなりました。大店の長崎屋の
若旦那が、動こうと言うのですからさあ大変、旅支度だけ
でも大仕事です。それでも、いつも寝たり起きたりしている
(だけの?)若旦那がね……と、なんだか目頭が熱くなって
しまいそうになりましたが(笑)、二人の手代、佐助と仁吉
に松之助と鳴家、付喪神になりかけの獅子の印籠と共に、
船で出かけていきました。

ところが、肝心の手代達はいつのまにか姿をくらますし、
箱根までの道中では雲助篭屋にたかられたり、はては宿屋
からさらわれたりして、いったい何しにきたんだか、湯治は
どうなったのよ?とはらはらしどうしの旅になってしまう
のです。

若旦那を狙っているのは、宿屋で襲って来た侍達ばかりでは
なく、この箱根の地の姫神様が、自信喪失で地震を(いえ、
シャレじゃなく)起こしているのをなんとかしようとする
天狗達までからんできて、なかなかめまぐるしいほど。
とはいえ、佐助や仁吉の大暴れシーンも読み応えがありまし
たし、若旦那がお比女(姫神さまのこと)ちゃんとだんだん
心を通わせて、成長しようともがいていたり、他人には分か
らない、というか、人それぞれ違って当たり前の感じ方で
悩んだり苦しんだりしていることそのものを認めてあげるの
が、とても素敵でした。

自分自身のやり方でしか人は成長できないし、またそれで
いいんだ、それでこそ成長したといえるんだ、と若旦那と
お比女ちゃんが「若旦那かどわかし騒動」を通じて理解し、
少し大きくなっていくのを見ると、ほのぼのした気分になれ
ました。
箱根の山神さま、雲助として生きる新龍さん、その他多くの
人やいつもの仲間達と、若旦那が成長していくのを楽しみに
しつつ……まずは温泉にゆっくりつかってくださいね(笑)。





うそうそ (新潮文庫 は 37-5)
新潮社
畠中 恵

ユーザレビュー:
箱根へ湯治に 200 ...
病弱若旦那、頑張るえ ...
違和感がありますまず ...
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
さっそく、若だんなにあいましたね。、小むらさきさん、ナイスです。
この本は私も読んでますが、あんなに虚弱な若だんなが長旅なんかできるのかしらとハラハラドキドキさせられました。
本当にこのシリーズ、登場人物もそれなりに愉しませてくれますよね。これからも登場人物の成長ぶりが楽しみです
アーミー
2009/11/21 23:49
>アーミーさん

ホントにあの若旦那に旅行なんぞ
できるのかしらん、と不安いっぱい
の旅立ちでしたが、それなりに
成長できたようで何より(^o^)\
ですわ〜!!
新しい出会いや、山神さま、
皮衣のおばあさまやダキニ天
様達からのお見舞いも合って、
若旦那と周りの人々との繋がり
が、こちらまで嬉しくなるよう
なお話でした。また続きが
楽しみですよね〜♡
小むらさき
2009/11/23 11:09

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