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<<   作成日時 : 2009/12/05 18:39   >>

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とある十代の少女向けブランドの服を着たコばかりが被害者
となる殺人事件を解決すべく、二人の女性が、それぞれの
立場から動いていく小説です。著者は永井するみ、タイトル
は、『さくら草』です。

一人は江東署の少年課の刑事、白石理恵、もう一人はその
ブラントのゼネラルマネージャー、日比野晶子です。仕事に
対する取組み方というかが、表面上は微妙にちがって見える
二人ですが、底辺に流れて共通するのは、それに対する情熱
でしょう。
理恵はかつての自分のような被害者を出さないために真摯に
任務に取り組み、晶子は洋服とそれにまつわる全ての事柄に
情熱を持って対処しています。

ワタシ自身が服というものに対する考え方が甘いのか、晶子
のワードローブの揃え方に関する思いと筋道だった考え方に
は、つくづく感心させられました。もちろん、彼女の仕事に
かける時間・労力の費やし方ときたら、ナマケモノな面が
否めない私から見たら、あんなに会議やったり、出張から
帰って休む間もなく社長の面倒をみたりと、自分には絶対
真似できない、と恐れ入るばかりです。

女性刑事と組まされた、と最初は少々ご機嫌ナナメだった
警視庁の俵坂刑事も、理恵の実直かつ的確な観察と能力を
認めるようになるにつれ、だんだんと良いパートナーに
なっていくところがまた面白い。彼には、白とオフホワイト
の区別はつかず(刑事として大丈夫なのかっ(笑)?!)、
ベージュや素材が違うだけの黒系のジャケットを見て、
「なんで似たような服ばかり……」とこぼすオジサマでは
あるものの、なかなか良き理解者となるのも、この小説の
なかの一つの魅力でしょう。

犯人については、ワタシにはまったく当てられませんでし
た……。まったく世の中、どんな人間がいるのか分かった
ものではありません。しっかり目を見開いて生きなければ
なりませんわ〜。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
最近、奇想天外の結末を迎える推理小説が多いですよね。作風がやはり、現代向けなのでしょうね。私は古典的な松本清張が大好きなのですが、たまにこういう現代版もスリルがあっていいなと思います。
アーミー
2009/12/06 19:09
こんにちわ

『さくら草』というタイトルからは想像つかない内容ですね。
(おもいっきり、りんごの偏見ですね(笑)これでどれだけねおもしろい本を逃しているのやら…)

姐さんが想像つかない犯人ってのも気になりますね。

読み始めに、ちょっとヒントください(T_T)
りんごレッド
2009/12/07 12:29
>アーミーさん

この犯人の動機が、古典的な
金銭がらみか、愛憎のもつれか、
はたまた恨みを晴らすためとか
なら、まぁ〜そこそこいいか、
なのですが、現代になって
表沙汰になってきたたぐいの
動機かもしれません……。
探偵役が追いつめるまでの
過程を味わってください
ませ〜(^o^)/**!
小むらさき
2009/12/07 21:21
>りんごレッドさん

そうですね、ヒントとしまし
ては……犯人は男性です(笑)。
ちょっと範囲が大きすぎるヒント
だったでしょうか?!

確かに、面白い本に出会えるのは
偶然の要素もあるかもしれません。
読んでしまってから、「アタシの
時間を返せ〜!」と思うものに
あたってしまうことも無きにしも
あらずなこと、ありますしね
(^o^;;)A*~
小むらさき
2009/12/07 21:27

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