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<<   作成日時 : 2010/05/20 22:55   >>

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久しぶりに時代小説を読みましたので、ご紹介したいと思い
ます。
なんとな〜く「しゃばけ」シリーズを彷彿とさせる感じです
が、あちらは若旦那で日本橋の大店、こちらは深川の献残屋
(今でいうリサイクルショップ)の手代さんのお話で(笑)、
だいぶ懐具合には差があるようです。作者は高橋由太、タイ
トルは『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』です。

オサキとは、狐のような姿をした魔物で、これに憑かれた
人間がいる村は傾いていく、と噂される存在でした。周吉の
家は、そのオサキモチの家でしたが、祖父には「クロ」と
呼ばれるオサキが憑き、村人からは畏怖されつつもそれなり
に遇される存在ではあったのです。しかし、その祖父も亡く
なり、父母も命を落とし、周吉は村から追い出されて、山の
中をさまよっていました……長いこと。
そんなある夜、本所深川に店を構える鵙屋安左衛門が暗い
山道でさまよっていたときに彼を助け、その縁で、江戸に
出てきてお店者となったのです。

少々天然ボケが入ったこの主人公、周吉は、娘たちが振り
返るようないいオトコですが、どうやらあまり自分がそんな
風だとは気がついていないようで、またそこがお姐さんから
みると可愛い(笑)。
拾われた先の商売が、贈答品のやり取りや仲介をする店と
いうことで、そのモノがどんないわれや由来を背負っている
のか、普通の人間にはない力でもって見抜けてしまうもので
すから、仕事をしても多少はデキる男です。主人夫婦にも
頼りにされている上に、気丈で可愛い娘のお琴さんにも気に
入られて(この二人の姉弟のような仲が、読んでいてほほえ
ましくなってしまうのです)、なかなか幸せな日々を送って
いるようですが、ある日、暗い夜道で槍を持った
連中に襲われてしまうのです。

オサキと周吉のコンビも楽しいですが、お話に登場する他の
人物もなかなか多彩で、ぐいぐい読んでしまいました。もし
続きがあるなら探してみたいと思います。


もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ (宝島社文庫)
宝島社
高橋 由太

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コメント(2件)

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わー、面白そうな本ですね。
なんとなく、ふっと肩の力がぬけるような、ほっとするような。今度、私も探してみます。(*^_^*)
アーミー
2010/05/21 22:18
>アーミーさん

ぜひぜひ探してみてくださいませ。
オサキは小生意気だけど妙に憎め
ないし、周吉もなかなか良い青年
です。柳生の名を持つ剣術使いも
出てくるので、ちょっとした
チャンバラもあり、楽しめますよ♡
小むらさき
2010/05/23 18:46

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