姐さんの本棚

アクセスカウンタ

zoom RSS 都のバディ

<<   作成日時 : 2011/02/14 21:04   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

久しぶりに雅な闇の世界の物語を読みました。作者は夢枕獏、
タイトルは『陰陽師 夜光杯ノ巻』です。九編からなる短編
集で、布団の中で一編ずつ読み、毎晩ふんわりとした気分で
眠りにつくことができました。

いつも通り、晴明と博雅がえんがわで杯を交わして酒を飲ん
でいるところから話は始まっていきます。桜について、紅葉
について、季節の移り変わりについて……様々な変化につい
て博雅が思うところを語り、それに対して晴明が応える、と
いう図式は、ベーカー街221Bでホームズとワトソンが
バイオリンと新聞片手に話し合っている情景を思い起こさせ
てくれます。いってみれば、日常の風景が、これから始まる
冒険をなお一層非日常にしているかのような……といっても、
平安の都人にとっては妖しや怪異もある程度共存している
存在だったのでしょうけれど(笑)。

この本でのワタシのお気に入りは「龍神祭」と「月突法師」
です。前者はそのスケールの大きさにワクワクし、後者は
久しぶりに「虫愛づる姫君」こと露子姫の水干姿に会うこと
ができて、懐かしさを感じました。博雅の笛の音も、いつも
冷静で何にもとらわれない晴明がその音色だけには感じ入っ
ている様子も、両方ともありありと見えるような気がして
なりません。

ワタシが持っている最後の巻からちょっと間がとんでしまっ
たのを書店で買いましたので、この本ので初めて気づいたの
ですが、晴明の屋敷にいる式が「密虫」と「蜜夜」の二人(
と数えてよいのでしょうか……?)に増えているようなのが
驚きでした。
蜜虫は藤の花の精だと前に読んだような覚えがありますが、
蜜夜は何が変じてそうなったのか、ちょっと興味があります。


amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 陰陽師―夜光杯ノ巻 (文春文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



↓「ゆこう」「ゆこう」
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
都のバディ 姐さんの本棚/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる