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<<   作成日時 : 2012/03/26 21:02   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 2

ワンコインで楽しい一時を過ごせる本をご紹介したいと思い
ます。東川篤哉の『中途半端な密室』です。恥ずかしながら
ワタシは、この方の名前をこれを読むまで「あつや」、と思
い込んでいましたが、「とくや」だったと改めて分かりまし
た(苦笑)。

それはさておき、表題の「中途半端な密室」を始めとして
「南の島の殺人」「竹と死体と」「十年の密室・十分の消失」
「有馬記念の冒険」という五編の短編からなっている一冊で
す。どれから読んでもなかなか面白いですが、表題以外の四
編は、山根敏(「敏ちゃん」)と七尾幹夫(「ミキオ君」)
という大学生コンビが、ホームズ役とワトソン役を務めるお
話となっております。

「敏ちゃん」は古本屋のバイトをしながらの安楽椅子探偵に
分類されるタイプで、舞台となっている場所の岡山弁ではな
く、標準語を使っている若者です(しかし、正体は?!)。
一方、「ミキオ君」の方は岡山ネイティブらしく(笑)、地
元の言葉で喋っているのですが、関東圏の人間としては、な
んだかその岡山弁がとても温かいような、可愛いような響き
を持って脳内再生されるのですが、気のせいでしょうか。

関西弁に慣れた方が読んだら、また違ったニュアンスや、詳
しい感情などが自然と分かるのでしょうけれど、ワタシには
ほのぼのとした感じ、のように受け取ってしまうだけな(の
かもしれない)のがちょっと残念な気もします。

四編の中では、競馬用語(?)とか、最近の家電製品の術語
に首を傾げつつも(文明の利器に弱いもので(泣笑))、
「有馬記念の冒険」がお気に入りです。

体を張って卑しい町を往くタフでハードボイルドな探偵も
ぐっとくるものもありますが(笑)、「敏ちゃん」のように
黙って座ればピタリと当たる、式の探偵も結構好きです。
自分のアタマの中でパズルピースが嵌っていくような感覚が
なんとも心地良いので、そうした謎解きに目がない方にはお
ススメな一冊です。


中途半端な密室 (光文社文庫)
光文社
2012-02-14
東川 篤哉
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タイトル (本文) ブログ名/日時
「中途半端な密室」東川篤哉
テニスコートで、ナイフで刺された男の死体が発見された。コートには内側から鍵が掛かり、周囲には高さ四メートルの金網が。犯人が内側から鍵をかけ、わざわざ金網をよじのぼって逃げた!?そんなバカな!不可解な事件の真相を、名探偵・十川一人が鮮やかに解明する。(表題作)謎解きの楽しさとゆるーいユーモアがたっぷり詰め込まれた、デビュー作を含む初期傑作五編。 デビュー前の作品も含め五編を収めた初期短編集。... ...続きを見る
粋な提案
2014/02/20 12:55

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
藍色
2014/02/20 13:00
>藍色さん

コメントありがとうございましたw
こちらこそ、どうぞよろしく
お願いします。
小むらさき
2014/02/23 22:46

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