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<<   作成日時 : 2012/05/21 21:35   >>

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ミステリ好きのお客が集まる古本屋(しかも、扱う本はミス
テリばかり)を舞台にしたお話です。作者は乾くるみ、タイ
トルは『蒼林堂古書店へようこそ』です。ヒトの好みですか
らそれぞれでしょうけれど、ハッキリいって、ワタシは「ビ
ブリア古書堂」よりこちらの古本屋の方が敷居が低いという
か、もし売りに行けるなら、あるいは買いに寄れるなら、こ
っちに行きたいと思います(苦笑)。

14編の短編からなっていますが、一冊全体を通して読むと、
一つのなぞが浮かび上がり、そして解決へと向かって行くと
ころが楽しいです。もちろん、それぞれの話のテーマとなる
ちょっとした謎も、登場人物と一緒に解けたりするのもまた
一興です。
古書店の店主は林雅賀(まさよし、と読むのだとか)、三十
九歳。常連の大村龍雄は彼の高校の同級生で、もはや腐れ縁
のような存在となっています。
ここの店は、百円以上の売買を行うとコーヒーのサービスが
付いてくるそうで、そこに惹かれてやってくるのは大村ばか
りではなく、蒼林堂のある商店街の一角にある、柴田電器店
の息子柴田五葉君という高校生、そして後には彼のクラスメ
イトも加わって、毎週日曜の午後にミステリ談義に花を咲か
せるのですが、忘れてはいけないのが、月に一回やってくる
茅原しのぶさん、という小学校の先生です。
彼女もミステリ好きということで、この店の常連になるので
すが、好きになった理由、というのは彼女の従姉の手ほどき
によるものでした。

一話終わるごとに、「林雅賀のミステリ案内」というどこぞ
の雑誌に載っている書評が入って、しかもそれには詳細かつ
興味をかき立てるようなミステリの紹介も入っているのです
から、本当に親切、かつ芸が細かいというか、痒いところに
手が届く、と言いますか(笑)。
実際、この紹介の中にある本を、古本屋かどこかで探して読
みたい、と思ったほどです.世の中にはまだまだたくさん、
ワタシの知らない推理小説があるのだ、とワクワクした気分
にひたれました。

この「案内」の最後の行に、店主と先生の最後の謎解きの答
が現れています。常連客の協力あってこそ、でしょうけれど、
この店がずっと続いていくことを願っております。一体どん
な謎だったかは、読んでのお楽しみ(笑)。


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