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<<   作成日時 : 2012/09/24 21:25   >>

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ちょっとした待ち時間とか、すき間時間を利用して気軽に読
める時代小説です。作者は高橋由太、タイトルは『大江戸
あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、吸血鬼になる』
です。実はワタシはこれを、車の半年点検をやってもらって
いる間に読み切ってしまいました(笑)。

妖怪改方の同心、冬坂刀弥の許嫁(なんと現在御年八歳!)
統子のもとに、クロスケ(子供の雷獣)が助けを求めてやっ
てきました。そのころの江戸の町は「血吸い魔」の脅威に
さらされていました……人間界のもめ事は、南北町奉行所が
取り扱うことになっていましたが、人外のあやかしとのいざ
こざは「妖怪改方」が取り仕切る、ということになっている
のです。

さすがに実際このような組織があったとは思いはしませんが
(笑)、この作者の描く江戸の世界がなんとなく気に入って
いるのです。時代小説と、それほど肩肘はって緊張しながら
読まなくてもいいファンタジー小説とを足して二で割ったよ
うなお話、といったところでしょうか。
どの作品だったかはど忘れしてしまいましたが、作者の憧れ
は池波正太郎氏の小説、と書いてあったような気がしますの
で、その雰囲気に共通項を感じているからかもしれません。

統子の母のお園が女将をつとめる「稲亭」という料理屋で供
される風情のある食べ物や、弱っちいけれどもいなせで気の
いい妖怪達のいきのいい喋りっぷりなど、読んでいて心が休
まる気がします。

京から江戸に流れてきた妖かし斬り師の唐人、ミクニが刀弥
や彼の上司の早乙女夜之介と力を合わせて吸血鬼を追うので
すが、彼の居合の腕もなかなかなものです。あっという間に
無頼なやくざを蹴散らす技量はありますが、いつもどこか悲
しそうに思えるのには、理由がありました……まぁ、そのあ
たりは読んで楽しんでいただくことにして(笑)。

市井に暮らす人々や、侍とはいっても細々と小さな幸せを守
って生きている人などの姿にどこか郷愁を感じさせる、そん
な一冊です。





↓にゃん♥
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