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zoom RSS 街の耳目

<<   作成日時 : 2013/04/14 17:43   >>

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名探偵の目となり耳となった、街の少年達の活躍を描いたシ
リーズです。作者はT・マック&M・シトリン、タイトルは
(少々長いのですが)『シャーロック・ホームズ&イレギュ
ラーズ1 消されたサーカスの男』です。
児童向けの本ということですべてルビがふってありますが、
ストーリーは骨太です。前書きにもあるように「物語は……
(中略)……光ではなく、闇が支配する世界だ」という一文
にはわくわくさせられる、と思いませんか?

舞台は19世紀末の倫敦、今でいうところのホームレスの少
年達の一団「ベーカー街イレギュラーズ」に新しいメンバー
が加わりました。
母を亡くしたばかりのオズグッド・マニング(オジー)を、
リーダーのウィギンズが迎え入れてくれたのです。仲間は他
にも、ロアン、エリオット、アルフィー、占い師の娘のパイ
ラーなど、個性豊かな面々です。オジーは、代書屋に住み込
みで働いて(働かされて)いたものの、実はこの代書屋は文
書偽造屋だということに、彼は薄々気づいていました。

一方、少年達に呼び出しをかけたホームズは、大観衆の前で
ロープから落ちた綱渡り芸人の死の謎を追っていました。こ
こでもウィギンズ達はその身軽さと少年であることの利点を
活かして、様々な情報をホームズのために入手してくるので
す。あくまで、彼らが心酔するのはホームズになのであって、
ワトソン医師のことは「間抜けなワトソン」なんていってい
るのを見ると、ワタシとしては、オイオイちょっと待ってよ
と言いたくなるのですが(苦笑)、まぁ、世の中に生まれて
まだ日が浅い彼らにはそう見えても仕方がないのかもしれま
せん(?!)。

児童書ではあるのですが、往時の倫敦の様子(貧富の差の激
しさや、町並みの雰囲気など)を余すところなく描かれてい
て、本当に目の前にいきいきと見えてくるようです。オジー
の父親を捜す、という謎もまだ残っていることですし、これ
から楽しみなシリーズになると思われます。





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