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<<   作成日時 : 2013/06/08 16:37   >>

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季節が梅雨へと変わり、ちょっと夜の風が生暖かく感じるよ
うになったりすると、その移り変わりについてちょっと考え
たくなった……なんて気分になった時、かつまたちょっと勉
強らしき事をしたい気分になった時に読んでみました。林望
著の『リンボウ先生のうふふ枕草子』です。
枕草子全部の紹介ではないのですが、先生が面白いと思った
章段(古文の原文付き)の現代語訳とそれにまつわる説明な
どに、ああなるほど、と膝を打つことが多々ありました。

読んでみて本当にそう思ったのですが、清少納言のセンスが
光るような文のほんの少しだけしか、まだ心が柔らかい(は
ずの)学生時代の教科書に載っていない、というのは残念な
ことです。
もちろん、彼女の酸いも甘いも噛み分けたような人生への洞
察や「いいオトコってこんな風であって欲しいわ」とか、
「(彼女の所からの)帰り際の男の振る舞いで、こんなのは
サイテー」とか「お坊さんはイケメンじゃなきゃね!」なん
てのはさすがにコドモには見せられない(笑)かもしれませ
んが、「ものづくし」などでもっと面白いものや、はっと気
づかされる段を載せて欲しいものだと思います。

現代語訳はもちろんですが、今のワタシたちが当たり前と思
っている日本語の単語の意味の違いについても説明があるの
で、古典の授業から離れてしまった我が身が引き締まるよう
な気がします(苦笑)。
また、千年も前の作品を、今こうして楽しみ、学ぶことがで
きる機会があるということにも、改めて感じ入ったりもして。

巻末の、リンボウ先生が仰る「受験用の古典作品予告制度」
は、試験用だけでなくその後の生きていく上での(学校を出
た後の方が長いわけですし)教養の土台になることでしょう。
ワタシだったら、選べるのなら迷わず「枕草子」を選ぶでし
ょう……ただ、今年はこれね、などと指定されたのが「源氏
物語」や「蜻蛉日記」や「方丈記」だったら、もう目も当て
られません(泣笑)。
せめて、「枕草子」、「落窪物語」、「堤中納言物語」あた
りから選ばせてもらえたら……なんて思ってしまいました。


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祥伝社
林 望

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