楽しい学園ミステリを読みましたので、ご紹介したいと思い ます。作者は東川篤哉、タイトルは『殺意は必ず三度ある』 です。軽妙な語り口でサクサク読める……はずですが、ワタ シにはちょっとばかり不利な点がありました。すなわち、野 球音痴だったということです(苦笑)! 鯉ケ窪学園高等部の弱小サークル探偵部の多摩川、八橋、赤 坂くん達は、今日も今日とて学校近くのお好み焼き屋で好き 勝手にダベっていました(苦笑)。その席で、一回戦敗退が 常の野球部キャプテン土山くんの話を聞いていたのです。 なんと、野球に使用するベースが盗まれたのだとか。 ……このあたりからすでにワタシの中では雲行きがアヤシイ です(苦笑)。ベースって、あのボールを打った選手が走っ ていく先にある、四角い座布団状のものですよね?! それ を何故に盗むか? 学校絡みなら集めた給食費(つまり現金) とか、入試問題とかでしょうに、ベースとやらを盗んで何に なるのでしょうか……と、イメージしづらい脳内状況のまま 読み進めてしまったのが残念でなりません。 おかげでせっかく謎解きをしてくれても、うまく頭の中でパ ズルのピースがはまらない、というか、そもそもワタシの 脳内ピースの形が曖昧模糊なのがクヤシイのです(苦笑)。 三人組の通う高校の世界史の先生の芹沢さん、学級委員長の 桜井さん、ライバル校の理事長夫妻に、それぞれの高校の野 球監督(ちなみに、鯉ケ窪学園の野口監督がこのたびロープ で縛られた上で喉をかっさばかれて失血死)、お馴染みの祖 師ヶ谷警部に烏山刑事といった人物が登場し、かつ活き活き と事件の再現実験などをしている姿にだけはしっかり満足し て、本を閉じました。 ↓三=トリオ ![]() にほんブログ村 |
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