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zoom RSS 内輪もめ

<<   作成日時 : 2014/09/08 21:09   >>

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初めてこの作家の本を読んでみました。池井戸潤の『不祥事』
をご紹介したいと思います。本の帯によればドラマ化もされ
たようで、なるほどこれは実際に人間が動いている映像になっ
たら面白いだろう、と思われます。
ワタシにとっては、まるで未知の業種の世界をかいま見せて
もらって、世の中ってこういう風なんだ、とちょっとオトナ
のほろ苦さ(苦笑)というかを味わったような気がしました。

主人公は東京第一銀行、事務方の調査役をアシストする花咲舞
と、彼女の上司で、調査役である相馬健(ちなみに相馬は部下
である彼女を名前に引っ掛けて「狂咲(くるいざき)」と呼ん
でいますが、これって何かのハラスメントにならないのかしら
ん……)が、あちこちの支店の業務の指導に行き、そこでのト
ラブルを(主に舞が)解決していくという短編集で、全部で8
つのお話からなっています。

組織内の派閥ごとの駆け引き、そこで働く者のひたむきな姿、
または保身に汲々としている姿など、銀行という業界の一端を
知ったためか、普段接している窓口の係の人を見る目が変わり
そうです(苦笑)。
また、この小説を読んで初めて得た言葉がいくつかありました
……銀行窓口で、ワタシのような一般客の金銭の授受を行って
くれる人がテラー、その金銭の受け渡しに使われる容器がカル
トンというのだと知り、ちょっとだけ賢くなったような気がし
ます。

それにしても、この世の中色々な形で働いている人がいるもの
だ、と改めて思います。エリート街道を脇目もふらずにひた走
っている/走れている人もいれば、自分自身の甘えも意識出来
ずに正社員で組織に所属していられるボンボンもいる。生活の
ために派遣で働いている、というか抱えている家族の事情のせ
いで派遣でしか働けない人もいれば、組織の壁の中でもがいて
いる人もいる。
何かしら胸に迫る一冊でした。



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講談社文庫 池井戸潤 講談社2014年春ドラマ花咲 発行年月:2011年11月 ページ数:388p


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