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<<   作成日時 : 2015/08/30 20:53   >>

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佐々木蔵之介主演で映画となりました『超高速! 参勤交代』
を原作本で読みましたので、ご紹介したいと思います。作者
は土橋章宏です。最初に図書館で見たとき、その表紙の絵が
実はあまりワタシの好みではなかったため読んでみるのをた
めらっていたのですが、一度読み始めてしまうとお殿様ご一
行と一緒に磐城の山から江戸までを一気に駆け抜けてしまい
ました(笑)。

湯長谷藩藩主内藤政醇の元に、五日の内に江戸へ参勤せよ、
という命が下りました。領地に帰って来たばかりだというの
にあまりの仕打ち、と憤るものの、逆らえばお家断絶は免れ
ないためどうにかしなくてはならなくなったのです。
家臣の中でも腕の立つ者達、そして(自称)東国一だという
戸隠流の忍び、雲隠段蔵と必死に江戸を目指したのでした。
途中、二手に別れた一向でしたが、殿様の方は牛久宿で飯盛
り女に情を移し(笑)、城代家老相馬を筆頭とする家臣団は
野盗や老中松平信祝が放ったお庭番に襲われたりと、さんざ
んな目にあったのです。江戸では、政醇の妹、琴姫がやきも
きしながら待っている姿に、そして薙刀を勇ましく振り回す
姿に思わず胸が熱くなったのはワタシだけではないのでは、
と思われます。

特に夢中になったのは次々と繰り出されるアクションシーン
……武芸百般を極めたとの言葉に恥じないもののふ振りで、
剣の達人も、槍の遣い手も、弓矢の名手も打ち揃い、読んで
いて血が沸き立つようです。
別の意味で熱くなったのは、段蔵が、己の深酒ゆえに離れて
しまった妻や娘を想いながら、あっという間に手練の忍び技
で敵を倒し、潔い最期を遂げたこと。湯長谷藩の面々という
心を許した仲間を得て、彼はどんな思いで己の全ての術と力
を振るったのかと思うと、じんわり泣けてきてしまいました。
まさに、「士は己を知る者のために死す」、といった感じで
す。

映画とはところどころ違った場面や、原作にしか出てこない
人物もいましたが、それはそれとして、楽しく読了致しまし
た。


超高速!参勤交代 (らくらく本)
講談社
土橋 章宏

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