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zoom RSS たとえ幽霊でも

<<   作成日時 : 2008/07/21 22:39   >>

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巻き込まれ型探偵の職業が、自営業(小売業)であるという
共通項を見つけたつもりの今日この頃でございます(笑)。
まぁ、探偵が職業になっているのでしたらそれが商売なの
ですから、話がすすむのは当然ですが、普通の会社員では
融通が利くわけもなく、もし尾行に何日も有給を使えるわけ
もないしな〜と、妙になっとくしてしまったものです。

著者はアリス・キンバリーといい、《ミステリ書店》シリーズ
の第三弾『幽霊探偵とポーの呪い』のヒロインは、伯母と営む
書店の経営者ペネロピー・マクルアです。息子がいるシングル
マザー(未亡人)なのですが、不仲な姻族の執拗な手を振り切り、
自立の道を選んだひとです。

そして、彼女のパートナー(?)は、1949年に、店の
中で射殺された私立探偵……ジャック・シェパード。余りに
無念だったためか、彼は幽霊となって書店にとどまり、意識
だけの身体(?)となって、ペネロピーになんやかやと話し
かけては、アドバイスを与えてくれたり、危機を救ってくれ
たりするのです!

最初は自分の妄想か幻聴かと驚いたペネロピーでしたが、彼の
ハードボイルドかつ、マッチョな時代の遺物のような物言いに
時に憤慨、時に励まされたりしながら、謎解きを進めていきます。
今回は、伯母のサディの古い知り合いから譲られたエドガー・
アラン・ポーの稀少な本をめぐって殺人事件が発生します。本と
一緒に見つかった古い手紙に記された宝の在処を示すような
書き置きのせいなのかを確かめるべく、友人のプレイナート、
その同僚のスピナー、また地域の商店主など仲間の手を借りつつ
ペネロピーは頑張っていくのです。

それにしても、私はジャック・シェパードのようなハードボイルド
探偵にヨワイ……1940年代の探偵、ということでペネロピー
への呼びかけがキザな「ベイビー」などという歯が浮きそうな
台詞であろうとも。と、いうより、それだからこそ、なのかも
しれませんが、彼らのちょっと斜交いにモノを見る皮肉な台詞や、
負けず嫌いで己のルールに忠実な点、辛い状況を押し隠してわざと
叩いてみせる機知に富んだ軽口、等がもうたまらなく好きなのです。
こんな探偵がいたら、幽霊でもいいからいてくれたらな〜、なんて
夢を見てしまいます。
続きを楽しみに待てるシリーズの一つです!




幽霊探偵とポーの呪い [ミステリ書店3] (〔ランダムハウス講談社文庫〕―ミステリ書店 (キ2-3))
ランダムハウス講談社
アリス キンバリー

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