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<<   作成日時 : 2010/08/26 21:41   >>

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『靴を売るシンデレラ』の作者、ジョーン・バウアーの本を
図書館で見つけましたので、さっそく借りて読みました。
タイトルは『希望(ホープ)のいる町』です。

主人公の名前はホープ、というのですが、実は生みの母親
からもらった名前ではありません。彼女は自分の意志で
裁判所に出かけ、そのように変更したのです。希望、という
意味ですから名前負けするのではないかと自分でもちょっ
ぴり怖じ気づいたりもするのですが、返ってそれが発奮材料
となって、名前にふさわしい人生を送ろう、と頑張っている
姿に胸を打たれます。

実の母というのが母親業に不向きな人間で、保育器に入って
いた赤ん坊の彼女を見捨て、男性と去ってしまうのです。
しかも、半死半生の娘に付けた名前というのがなんと
「チューリップ」。
花を見るたびにイヤな気持ちになったホープは、12歳の
誕生日に自分で自分に最高の名前のプレゼントをしたの
でした。ホープは、母親というのも車の運転のように免許制
にすればいいのに、と思うのですが、昨今のニュースなどを
見ると、まさしく彼女のいう通りに思えます。

育ての母となってくれている伯母と、都会からマルハニーと
いう田舎町に越してきたホープでしたがそこで様々な変化を
経験していきます。伯母が料理人として働くことになった
食堂で、ホープはウェイトレスとして才能を発揮するだけで
なく、そこのオーナーの町長選挙の立候補活動に協力して
いくのです。
もちろん彼女にはまだ選挙権はありませんが、町を牛耳る
現町長や悪徳企業に立ち向かっていく様子がなんとも小気味
良く頼もしい限りです。

アメリカの選挙というのは私たちのところのように自治体から
時期が来ると自動的にハガキが来る、というたぐいのものでは
なくて自ら選挙民として登録するというシステムになっている
ようなので、あるいはだからこそ、意識が高いのだろうな、と
改めて気づかされた面もありました。

伯母さんとホープに(短い間でしたが)家族ができたことを、
二人とも苦労を重ねてきただけに、心から祝福したいと思い
ます。


希望(ホープ)のいる町
作品社
ジョーン・バウアー

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