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zoom RSS かぐや姫を捜して

<<   作成日時 : 2011/08/11 21:55   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

この本は、小説なのか、エッセイなのかどちらに分類される
べきなのか(まぁ、十中八九小説でしょうけれども)迷いつ
つ、愉しくいつの間にか読み切ってしまいました。作者は
森見登美彦、タイトルは『美女と竹林』です。

作者が、自分の来し方および行く末をつらつら考えていると、
そこには竹、というキーワードが見られることに気づきます。
子供の頃父親とタケノコ掘りにいったこととか、大学の研究
室にすべり込めたのも竹をテーマにしたものだったとか。そ
こで同僚の女性の実家が持っている、ということから、彼女
に頼んでそこのお宅の竹を切らせてもらうことになるのです
が、切り初めから(どんな成長段階にある竹であれ)切り倒
すまでの過程が森見節で面白く、集中してどんどん読み進め
られます。

作者の妄想(!)もとどまることを知らず、竹製品の研究開
発、癒しグッズとしての机上ガラス詰め竹林、竹林散策によ
る効能をテーマにした国際学会の開催等々、嘘かホントか分
からないような不思議な世界に一時精神を遊ばせてくれるの
です。その合間合間に担当編集者とのやり取りや、実生活を
かいま見せてくれるような思い出話(虚々実々の、でしょう
けれど)が入り込んでくるので、うっかり油断ができません
(笑)。

それにしてもオシャレ〜な響きのガーデニングという言葉の
範疇からは随分とかけ離れた重労働を、なんでわざわざやり
たがるのか、まったくもって理解に苦しみます。しかし、か
ぐや姫を求めて竹を伐採する、ごくフツーに見える男達の滑
稽さと努力と熱意、それを見守る人々のなまぬる〜い温情を
ご覧あれ(苦笑)。


美女と竹林 (光文社文庫)
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2010-12-09
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは
気持ち玉入れて頂き有難う御座いました。
拙いブログですが時々おいで頂ければ
嬉しく思います。
あいべん
2011/08/14 11:51
こちらこそ、コメントいただき
ましてありがとうございました。
お時間のある時になど、よろしく
お願いいたします。
小むらさき
2011/08/15 20:15

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