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<<   作成日時 : 2011/10/24 21:29   >>

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いつもはその努力の産物である本が並べられている本屋さん
に注意が向いてしまうのですが、この本で、実際に本が生ま
れてワタシ達の手元に来るまでの流れを(多少なりとも)知
ることができたと思いました。作者は大崎梢、タイトルは
『平台がおまちかね』です。殺人事件とは無縁の、ほのぼの
とした推理小説なのですが、謎解きと合わせて書店の裏側の
一端が覗けて楽しいお話でした。

語り手は、明林書房という中堅どころの出版社の若手営業マ
ン、井辻くん。現在一生懸命成長中(笑)で、編集部に移っ
た先輩の吉野さんや、ライバル社の佐伯書店の営業マン真柴
氏に揉まれて育ちつつあるところです。5軒の、それぞれ別
の書店を舞台にした事件、すなわち5編の短編からなる小説
なのですが、現代の書店の事情や、商売の工夫や苦労が垣間
みられます。
自分自身が関わっているのとはまったく違う世界の仕事をこ
うして知ることができるのは物珍しくてワクワクします。

ただ、中でもちょっと切なくなってしまうのが「ユキムラ書
店」にまつわるお話で、東北地方の個人経営の書店が廃業し
てしまったところからストーリーが始まるのです。ワタシも
ついインターネットで、自分の家に居ながらにして本を注文
できる便利さに酔ってしまうことも無きにしもあらずなので
すが、実際に手に取ってみられる本屋さんが無くなってしま
うというのも残念でなりません。
一方、ショッピングセンターの中に新しく出店する大型店の
チェーン店の勢いに心が浮き立つ井辻くんの気持ちが分から
なくもないのですが、やはり地方ですと、車を止められる場
所がある、という条件が必須にならざるをえないのでしょう
か……。

ともあれ、読書の時間というのは大切にしたいものです。


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