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<<   作成日時 : 2012/02/23 20:27   >>

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二週間の期限を待たずにさっさと一巻目を返し、そそくさと
図書館から二巻目を借りてきました。ワクワクしながら手に
取ったのは、『吉原裏同心(二)足抜』です。作者は佐伯泰
英です。

吉原の道中を見物に行った神守幹次郎でしたが、二人出るは
ずの花魁の行列が一人だけしか見られませんでした。会所の
四郎兵衛に呼ばれてみると、なんと花魁が失踪しているとの
こと。しかも、吉原を抜けた遊女は三人に上っているという
のです。ただ、切見世の女郎ではなく、太夫の名を持つ花魁
が抜けるとは、前代未聞の出来事でした。

この失踪が神隠しではない、と見抜いた幹次郎をはじめとし
て、会所の番方仙右衛門、若衆頭の長吉など、他の登場人物
たちとの関わりもだんだんと増えてきて、この吉原の片隅に、
ワタシもちょっとお邪魔しているような気分になります。と
は言っても遊女は到底無理な歳なので、どこぞの料理屋の下
働きぐらいでしょうか(苦笑)。

また、大分暮らしも落ち着いてきたようで、彼の「姉さま」
こと汀女が着せてくれた絹物の着物を着ている幹次郎や、新
しい履き物を下ろしてくれて(しかも鼻緒を調整して、彼の
足が痛くないように気を使って)いる汀女の姿にはもう、あ
てられっぱなしといいますか(笑)。
とにかく、こうして二人が睦まじく暮らしている様子を読む
のがとても好きで、何度か読み返してついニマニマと笑って
しまいます。
四郎兵衛の娘が女将を務める料理屋から貰ってきた軍鶏を、
二人で夕餉に食べながら、汀女は「(幹どのを)大事にしな
いとわちきが奪います」と花魁に言われた、などと話すと、
当の幹次郎は「大事にされておるのにな」と言っているとこ
ろなど、裏同心としての勤めという緊迫した場面との差が何
ともいえず心地よくて、今後本当に楽しみなシリーズを見つ
けたと、ほくほくした気分で読んでいます。


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佐伯 泰英

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