姐さんの本棚

アクセスカウンタ

zoom RSS 表具師

<<   作成日時 : 2013/05/31 21:35   >>

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

電車の中で読もうと思って、駅ビルの書店でささっと選んで
買ったのですが、これがけっこう当たりでした(笑)。作者
は行田尚希、タイトルは『路地裏のあやかしたち』です。
最近は色々なところから文庫が出ていて、読んだことが無い
社名だから、と食わず嫌いなところもあったのですが、見た
目と雰囲気と名前(?!笑)で本を判断してはいけないと改め
て思いました。

主人公は小幡洸之介という高校生の男の子です。画家だった
父の絵が夜な夜な騒ぐ、という、ちょっとあまり人には相談
しにくいような悩みを抱えていたのですが、級友の噂話で、
商店街のとある路地に入ってきました。なんでもその路地の
奥には大妖怪がいて、悪しき霊などを退治してくれるのだと
か。ところが、行ってみたらば(後で分かったのですが)五
百年ほど生きている妖狐や狸、猫又などが、普通に人間達に
混じって暮らしていたのでした。
恍之介が、大妖怪と間違えた狐の美女は職業を持っていて、
それが彼の絵を鎮めてくれた表具師の加納環さんだったので
す。

洸之介が彼女に弟子入りしてくれたおかげで(笑)、読者で
あるワタシも、表装というものがどういうものか、おぼろげ
ながら分かったような気がします。日本画を引き立てるこの
技術がずっと引き継がれてきたのだなぁ、とこれまでまった
く知らなかった世界をほんの少しですが覗き見できて、新し
く知る楽しみができました。

環さんは色鮮やかな和服が似合う美人で(しかもファストフ
ード店にその姿のまま入るから目立つこと目立つこと)、猫
又の揚羽さんと雪女の蓮華さんは今風の女子高生、同じ表具
師で普通の人間の佐伯兵助(この妙に古風な名前がカッコ良
くて)に、残念なイケメン狸の樹さんと、それぞれ個性的な
仲間達の活躍に自然と引き込まれてしまいます。もし続きが
出たらまた読みたいな〜、と思いました。


路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店 (メディアワークス文庫)
アスキーメディアワークス
2013-02-23
行田 尚希

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 路地裏のあやかしたち―綾櫛横丁加納表具店 (メディアワークス文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



↓化かしあい?
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
面白い 面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
表具師 姐さんの本棚/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる