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zoom RSS 狂言誘拐

<<   作成日時 : 2014/01/18 16:27   >>

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映画のシチュエーションにでもなりそうなお話でした。テキ
ヤの親分の娘に頼まれ、彼女と共謀して誘拐犯を装ったどこ
にでもいそうな大学生男子樽井翔太郎と、狂言と知らないヤ
クザの対応ぶりが可笑しい『もう誘拐なんてしない』をご紹
介したいと思います。作者は東川篤哉です。
これは烏賊川市シリーズとは違って、実在の地名などが出て
くるため、舞台となっている下関市や北九州市の人にはきっ
と色々面白いことでしょう。土地勘のないワタシにはその面
白いであろうところが分からないのが残念です(苦笑)。

花園絵里香は高校生で、年の離れた、しかも父親違いの妹が
います。彼女の実父は花園組というヤクザの組長ですが、実
権を握っているのは母親の違う姉の皐月さん(笑)。姉妹の
仲は良いらしく、頼り頼られている様子がなんとも温かい感
じです。
まぁヤクザと入っても実質的な組員は組長と皐月さんを入れ
て7人……これでシマを守っていけるのか、と人ごとながら
心配になってしまうくらいです。人手がいるような時はいっ
たいどうするんでしょうか。

娘が誘拐されてひたすらオロオロしている組長は放っておか
れ(笑)、誘拐犯(自称)との折衝は姉の皐月と、No.3の
山辺が行うこととなってお話が進んでいくのですが、この皐
月姉さんがまたカッコいいこと(笑)。自分では「ヤクザと
は結婚しねえぇ!!」と仰っていますが、はてさてどうなり
ますやら。彼女の度胸と気っ風は一級品で、落ちぶれた印刷
会社の二代目の死体を横目に、偽札を分捕ってくるのも頼も
しい限りです。

指定の場所に要求しておいた身代金3000万円を持って来さ
せ、絵里香ちゃんと翔太郎と彼の先輩は成功を祝うのですが、
この先輩といのが曲者でした。なにしろ、せっかく奪ったそ
のお金を500万円(ちなみにこの金額は妹の詩緒里ちゃんの
手術費用だとか)を残してあとは雲隠れしてしまったのです
から。しかしその行動も、真の黒幕に指示されてのことだっ
たのです。黒幕が誰であったのかは読んでみてからのお楽し
みです。

それにしても、今後の花園組の存続はどうなってしまうので
しょうか……(苦笑)。


もう誘拐なんてしない (文春文庫)
文藝春秋
2010-07-09
東川 篤哉

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